年が明けました。昨年お世話になった方々に御礼を申し上げると共に、今後もよろしく申し上げます。
さて、C95については今回もどうにか間に合わせて新作を頒布するに至りました。
社会人になってからは製作頻度が落ちるだろうと考えていましたが、何故か今年は都合3度イベントに参加し、3作品を出す結果となり、非常に困惑しています。
時折買いながら感想を述べてくださる方も散見するようになり、大変有り難いお話です。製作側としては実にやる気が沸いてきます。
今作ですが、カウントしたところ10作品目だったようです。かといって所謂メモリアル作品に仕上げたというつもりもなく、いつもどおり短編で作りました。ただ、ここ数回を経てどうにも自分として納得がいくものに仕上がっている気がしません。
当サークルは毎回作品を出すことをモットーとして活動してきているため、まずプレイ時間を決めて、それに合わせた作品作りをしています。理由として、どのような形であれ完成させなければ何の意味もない、と考えてきたことがあります。
今でもこの考えが間違っているとは思いませんが、事情を伺ったところ、どうにもこの界隈は比較的長編・続編を好む傾向にあり、完結の有無についてはあまり拘りがないように思えました。
また、プレイする上でもプレイ時間の長さ、R18要素の有無、シリーズ物か否か、など、多岐にわたる要素を元に購入するかを決めているようです。
そのため、これまではインスタントラーメンのように短時間で楽しめるものを作ってきましたが、いっそ区切りの良い今こそ方向転換の時であると考え、次からは長編を作ることにしました。
要はいい加減手なりの作品作りをやめて、一本に拘って集中しようということですね。
これまでは短いものだったので、手に取っていただく際にも判断する要素としてはパッケージ絵と裏面の簡易なあらすじ程度しかなかったのですが、長編にすることで当然それなりの体験版を用意することになりますし、また、制作スパンも長期化するでしょうから、それに合わせてPV等を別途展開させることにより、皆様にはより取りやすい環境を作ることも出来ると考えています。
とにかく、これまで培ってきたことを活かし、新生みるみるそふとが見せられるように、頑張っていきたいです。
次回のサークル参加は恐らく冬コミです。
夏コミの日付が月曜日であり、休みが取れるか不透明ということもありますが、恐らく10~20時間程度の作品になるだろうということを考えると、夏は厳しいのかなと考えます。
しかしながら、これからも継続的な作品展開は続けていく所存ですので、参加する際には必ず新作を出しますので、どうかこれからも多くの皆様に手に取って貰えるように願います。
長々と続いてしまいましたが、改めてC95にお越しの皆様に深く感謝を述べるとともに、今年のより一層の発展を祈念させていただき、締めさせて頂きます。
次回のイベントでお会いしましょう。